高齢者のひとり暮らしでは、外食に頼ることも多くなります。
外食の料理はどうしてもボリュームを出して、満腹感が得られるように作られたメニューが多くなります。また、一口食べておいしく感じるように味が濃くなりがちのため、どうしても栄養素がかたより、塩分が多くなります。
栄養バランスは、一度の食事で調整できない場合には、一日トータルの食事で調整するように見直してみましょう。
< 外食の問題点 >
1.エネルギーが高い
2.脂肪過多になりやすい
3.コレステロールが多い
4.糖質に偏った食事になりやすい
5.野菜が不足しやすい
6.塩分が多い
<外食で栄養バランスをとるためのコツ>
|
(1)和食では

|
和食は低脂肪でヘルシー感覚ではありますが、糖質に偏り、中性脂肪値をあげる原因にもなります。
主菜・副菜を、上手に選びましょう。
|
○たんぱく質を補う一品として
|
 |
乳 製 品
|
⇒ |
ヨーグルト・低脂肪牛乳 |
大豆製品 |
⇒ |
大豆の煮物・豆腐・おから |
魚 料 理 |
⇒ |
刺身・焼き魚・煮魚 |
| ○野菜を補う一品として |
 |
野 菜 類 |
⇒ |
野菜ジュース・青菜のお浸し・切干大根の煮物・ナムル |
海 藻 類 |
⇒ |
わかめの酢の物・ひじきの煮物・海藻サラダ |
|
(2)洋食では

|
洋食は肉類と油脂類が多く使われ高カロリーで高コレステロールになりがちです。できるだけ魚料理やノンフライ料理を選びましょう。 |
○動物性脂肪の少ない肉類
|
 |
牛肉
|
ヒレ肉 (サーロインは多い) |
|
豚肉 |
ヒレ肉 (豚ロース肉は多い) |
|
鶏肉 |
むね肉・手羽・皮なし肉・ささみ
(皮付きもも肉は多い) |
| ○揚げ物料理を避ける |
 |
とんかつフライ・コロッケ・から揚げ・マリネ等を避ける (煮込み料理やソテー・蒸し焼きがおすすめ)
|
|
(3)中華では

|
中華料理は食材もさまざまです。肉・卵・レバーよりも魚や野菜の料理を選びましょう。ラードを使った揚げ物も避けましょう。 |
|
 |
おすすめの料理 ⇒
|
魚の中華風刺身・豆腐料理・野菜料理 |
| |
(八宝菜・青菜炒め) |
| |
魚介類・海藻類・野菜の酢の物 |
| (4)弁当では

|
弁当は全般的に高カロリー・高たんぱく・高脂肪・高塩分になりがちです。自分に見合った量を知りましょう。
また、寿司弁当やサンドイッチは塩分が多いので、一日分で塩分調整をしましょう。 |
|
 |
ご飯やおにぎりは少し残しましょう。
野菜は全部食べましょう。
揚げ物の衣は外しましょう。 |
| (5)お酒では

|
お酒は昔から「百薬の長」と言われますが、飲みすぎると生活習慣病の原因になります。
体に良い「ほどほど」とはどれ位でしょうか。 |
◎ 健康的なお酒の飲み方
1.空腹のまま飲まない ⇒ アルコールがゆっくり吸収される
2.たんぱく質を充分に摂る ⇒ アルコールの代謝機能が上がる
3.ビタミンを忘れずに ⇒ 特にVB1・VB12・コリンに注意
4.塩分を控える ⇒ 酒のつまみは塩分が多く高血圧・脳卒中のリスクを高める
5.休肝日を取る ⇒ 週2日は飲まない日を作ると生活習慣病のリスクが減少する
◆ご相談については、
京都府栄養士会 【毎週火曜日 午後1時〜5時】
TEL 642−7572
前へ 次へ
|